【セミリタイア】仕事は?資産は?いくらあれば後悔なく実現出来るのかを徹底調査!

皆様、こんにちは!

市場タイミングに賭けてみようというのは「悪魔の囁き」だ。決して耳を傾けてはいけない。

  

グリニッジアソシエーツ取締役【Charles D. Ellis(チャールズ・エリス)】

…昔の私に早く言い聞かせてあげたかった…南瀬はるかです、今日も話逸れません。

今回は、以前も取り扱ったテーマであるリタイアメント生活についてですが、その中でも「実現するためには具体的にどれぐらいの資金が必要なのか」にもっともっとフォーカスした記事です。

これを読んで「やっぱり夢物語だな~」と感じる方もいれば「あれ?!以外とデキそうじゃないか?」と感じる人もいるかもしれませんが、当記事の目的としては

なるべく誰でもチャンレジ出来る可能性を感じれるように多角的に解説しようと思っていますので、ぜひ参考にしてください!!

それではいってみよう!!!

【いくら必要?】一人暮らし・夫婦2人・家族4人…計算方法と必要額は?

家族のイメージ画像

基本にして結論にして重要点にして、実現難易度を左右する最も重要なテーマから取り扱っていきましょう。

世帯人数(一人暮らしか、4人家族か)に応じた、セミリタイア生活に必要とされる資金の総額予想、そしてその計算方法に触れていきましょう。

なるべく「簡単に計算出来る方法を共有」するので、算数苦手な方も頑張って読んでみてください(笑)

前回の記事でもかるーくこの話題に触れましたが…

年間支出の25倍を必要とする。

4%ルールというものがあるが、年間支出の25倍を作れば、年利4%で生活費を補えるという考え方。

※例えば年間250万円の支出があるとするならば、6,250万円の資産を築いて毎年4%運輸すれば理論上は「資産を維持したままの生活ができる」という考え方。

と、こんな感じの内容でしたが、これをもっと深く掘り下げて世帯別・年齢別でどのように計算すれば良いのかを割り出して行きましょう。

一人暮らしの年間総支出から見ていこう!

まずはこちらをご覧ください。

単身世帯の平均支出額全年齢

上記は、総務省統計局が公表している平均支出ですですが、その詳細は

家計調査報告(家計支出編)2021年の平均結果概要

・住居費を除いている平均

・単身世帯(全年齢)の生活費の平均額

となっており、実際の支出はコレに加えて「家賃等」の住居費が乗っかってくる計算です。

同統計局の調査では、単身世帯の平均支出額(34歳以下の男性)なら「11万8,317円」で同内容の女性なら「12万4,796円」、そして地域別だと「12万7,678円」となっている。

この統計局の調査データを見る限りでは、首都圏を含んだ関東地方・北陸、東海地方・近畿地方の1ヶ月生活費平均は他よりも高い傾向が見受けられ、当然年齢や性別はもちろん、社会人や学生かによってもその割合は変わってきます。

さて、次に家賃を載せた計算をしたいのですが、実際の一人世帯の家賃平均を出すのは無理があるし、何より相場が変動する不動産の平均に意味があるとは思えません。。

そこで、「家賃設定は一般的な手取り額の3分の1以下が目安」という基準と、総務省統計局の家計調査報告の基準から試算した結果をまとめてみました!

家賃を含めた単身世帯の平均

ここまで色々な一人暮らしに関する平均支出を算出してみましたが、ご覧になってこう思われた方もいるでしょう…

「いや…もっとかかるよ….」

平均とは言え、私の場合でも「ネイルしたいし」とか「カラーしたいし」等の理美容費用がもっと増えたり、現状の仕事において自身のパフォーマンスを維持するために「ある程度のお金がかかる趣味をやっている」という方もいるでしょう。

ここでセミリタイア実現においての最初の壁【節約生活】の登場です…が、先に二人暮らし・4人家族においての経費もちょっと見ておきましょう。

夫婦二人暮らし・3人家族・4人家族等の、一人暮らし以外の世帯別支出は?

生活費イメージ画像

数字をたくさん見てそろそろ疲れている方もいるでしょうが…(笑)

今回は少し省略しますが、こちらも同様の調査期間から調べとったデータです。

総務省統計局の家計調査2021年世帯人数別

【家賃を除く二人暮らしの1ヶ月平均支出額】→約22.9万円

【家賃を除く4人暮らしの1ヶ月平均支出額】→約28万円

となっています。

共働きの二人暮らしが多いと平均が収入額が増えている+1人あたりの支出負担が「一人暮らし」に比べて軽くなっていたり、4人世帯となると「世帯数が増えても働き手(収入源)は増えない」ので支出負担が重くなったり、とそれぞれのご家庭や環境ごとに変化が見られます。

そして、これに加え住居費である家賃等が乗っかる計算です。

さて、ここまである程度平均を出してきましたが、冒頭で話した年間支出の25倍という話も思い出して、実際の支出額と家賃を当てはめて見ましょう。

次の項目では、ココまでに見てきた平均支出の表をどう活用するのか、そして実際にどうやって稼ぐのか、最大の障壁である「節約とどう向き合うのか」についてもお話します。

【どうやって稼ぐ?】リタイアメント生活で必要な働き方と暮らし方

疑問

やっと革新的な内容に触れますが、ここまで長々と細かいデータを参照にしてた理由が

【とりあえず大金を作っておけばいいや】というザックリした計画では破綻するから

ということだから、と薄々気付いた人もいるでしょう。

現在の支出平均や実際の月間支出額も当然大事ですが、そこに加えて未来の支出についても考える必要があるのがこのセミリタイアです。

オイルショックやコロナ禍等の想定外の動きが世の中で起きると、簡単に人の生活は変わってしまいます。

労働集約と不労所得による収益のフローを増やした稼ぎ方

労働集約と不労所得について、まずは簡単に説明しますね。

労働集約って何?

元の意味は事業活動の主要な部分を人間の労働力に頼っており、売上高に対する人件費の比率が高い産業のこと、を指している。

世の中の多くは、これらの労働を担う従業員・社員として時間を対価にお金を稼ぐ働き方です。

不労所得って何・

投資のキャピタルや、経営者等の自身の実働ではなく、お金がお金を作ったり、利益を得る仕組みが自動的に収益を運んでくる事を指す。

平たくいえば、自分が働くか、自動的な収益の仕組みを作るか~という点に大別されます。

ここでセミリタイアの意味に立ち戻ってみましょう。

セミリタイアとは「アーリーリタイア」や「FIRE」と違って、自分の生活・生き方に必要となる費用や経費だけを「働いて稼ぐ」というライフスタイルです。

当然、資産運用や権利収入やキャピタルゲイン等のある程度自動収益化デキている媒体からの収益も重要ですし、普段の節約(あくまでも生活支出を守る為のルールに基づく内容)に加え~~ということですね。

なにも「超楽してダラダラと暮らしたい」という基準ではなく、自身や世帯を共にする同居人達の幸福度を優先したライフスタイルを実現するために、労働収益・不労収益・貯蓄等をバランスよく活用した生き方というのがわかりますね。

【iDeCoとかNISA?】不労所得は何をすればいい??

これも良く聞かれる内容ですが、積立NISAやiDeCoについて、そして不労所得に関する基本的な情報については、過去の記事で集約していますのでお時間ある時に是非読んでみてください。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 投資の勉強は難しい?iDeCoやNISAについても記載 ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

さて、上記の記事にも書いていますが株式投資やFX等でのトレードも「不労所得」に近い収益ですし、株や仮想通貨を保有して得られるキャピタルゲイン等の配当はまさにそれですよね。

また私も好きで長いことやっていますが、不動産等の家賃収入等もそうですね!

いわゆる資産構築というものですが、これらの収益源を何かしら作る準備をしたほうが良いのは間違いないです。

あくまでも長期的な収益を見込む為に、年利計算ベースで試算を行い、年利4~5%でも十分な収益となりますから、ぜひ検討試してみてください。

また、本格的に不労所得についてもっとも自分にあった内容を厳選したい!と考えているけど、どうすればいいかわからない、何から始めればいいかわからない~という方は、直接私に相談してくださいね^^

【具体的な計画】今回のまとめ!

まとめ

では、一度ここで実際に年間でいくらのお金があればいいのか数字にしてみましょう!

まずリタイア、つまり会社等を退職する前に貯蓄はもちろん、不労所得等の自動的な収益の準備等、相応の計画が必要なのはご理解いただけたと思います。

次に、具体的な金額等を計算してみましょう。

【計算に必要な情報】

・21年の単身勤労世帯の平均消費支出額は月額171,816円

・21年の日本人女性の平均寿命「87.57歳」に近い90歳までの生存を基準にする。

上記の条件で計算した場合…例えば「35歳でセミリタイア開始」の場合だと(※1ヶ月の生活費171,816円は17.1万円として計算)

生活費【17.1万円】×12ヶ月×55年間(90歳-35歳)=1億1,286万円

となり、この内容で計算した場合はそれぞれ、こうなります。

35歳→1億1,286万円

45歳→9,234万円

55歳→7,128万円

当然、額面だけ見れば「高額!」って感じますけど、別にこの額が全て必要ってことは無いし、節約を意識したライフスタイルならもっともっと減らせるし、不労所得等の収益のフローを増やせば収支も変わってくるでしょう。

あとは実現までに必要な費用を逆算して貯蓄計画を建て、実行するだけ!です。

ね?簡単でしょ??

…とはいかないでしょうから、次回は「節約や固定費の見直し方」等についてもお話していきましょう(笑)

前項でも言いましたが、不労所得に関する相談でもライフスタイルの作り方でもイイので、ご自身で考えたりするのが苦手な方は、直接私に、そして気軽に相談してくださいね?

今日は数字もたくさんでたし、内容もちょっと小難しかったりと…読むのが大変な内容でしたね><

ご熟読、本当にお疲れ様でした!!

そして完読して頂き、本当にありがとうございました^^

また次回をご期待ください🎵

TOPページへ
PAGE TOP