働き方の改革によって、仕事に対する意識や収入に影響はあるのか
2019年の4月から執行された【働き方改革】
皆さんはこの改革をちゃんと把握されていますか?
なんとなくはわかっているけど、ちゃんと説明出来ないという人も少なくないのではないでしょうか。
働き方改革とは、労働時間問題や職場環境を改善したり、個人の事情に合わせて多様な働き方を選択出来る仕組みを取り入れる改革を言います。
日本人は他国と比べても労働時間が圧倒的に長い事は、世界的に有名な話です。
真面目な国民性だけでなく、昔から根付いている「長時間働く事が正しい」という考えが、日本人の働き方に様々な問題をもたらしてきました。
これを改善する為に発案された改革ですが、これが成功すれば生産性の向上や離職率の低下など、大きなメリットが得られます。
しかし長年培われた意識などは、そう簡単に変わりませんよね?
働き方改革によって、仕事に対する意識や収入にどのような影響があるのか。
正しい知識を得る事で、凝り固まった意識が改善するかもしれません。
なので今回は、【意識と収入】について重点的にお話したいと思います!
目次
社員が働きやすい職場作りに参考になるアイデアが興味深い!
既に働き方改革を上手く取り入れている会社は、とても興味深いアイデアで働きやすい職場作りをしているようです!
職場によって出来る出来ない等の問題はあるかと思いますが、自分の職場でも取り入れられる事を積極的に試してみると良いかもしれないですね ^^
不要な業務な削除する
世界の働き方を見た時に、今まで日本の会社には【無駄】が多かったのだと気がつきました。
例えば度重なる会議が良い例ですね。
確かに慎重に話し合いをするのは悪い事ではありません。
けれど日本の会議に多いのは、【答えが出る見込みがなくても会議を続ける】といった部分です。
その日答えが出る見込みがないのであれば、そこで切り上げて各自考え直してくればいいのに、無駄にその場で考え込む会議が多い傾向にあります。
それと、昔ながらの会社に多いのは、事務作業が手作業という部分ですね。
今時は便利はツールが多く存在します。
最初はそのツールを入れる為に経費がかかるかもしれませんが、その後もかかる人件費を考えれば、ITツールの導入は経済的であり、且つ社員の負担も減らします。
積極的に休暇を取る
何故か日本人は「有給を取る=迷惑をかける」と思いがちなところがありますよね。
これは本当に悪い考えだと思います!
働き詰める事を美徳とする時代はもう終わりました。
しっかりと休暇を取る事で、より高いパフォーマンスも期待出来ますし、作業効率も上がって社員側も会社側もどちらにとっても良い結果が期待出来ます。
この古い日本人の考えを変えるだけでも、大きな変化に繋がるのです。
新しい働き方を取り入れる
今でこそテレワークという働き方が広く認知されましたが、元々やろうと思えば出来た事だと思いませんか?
わざわざ混み合っている電車に乗って出勤しなければならなかったのは、「出勤しなければならない」という思い込みも大きな原因だったはずです。
テレワークが広まる前からフレックスという働き方も出ていたわけですし、このように新しい働き方はどんどん導入していくべきでしょう。
勿論会社によっては導入出来る出来ない等があると思いますが、これからの時代は自由な働き方が重視されていきます。
それこそシングル家庭が増えている今、子供を職場に連れてくるのも有りかもしれません。
保育施設の空き問題等もありますし、子供が傍にいれば余計な心配をする事なく仕事に集中出来るかもしれません。
このように、今までにない新しい働き方を取り入れる事で、働きやすい職場を作り出せるようになるようです。
残業時間と収入に大きな変化はあるのか?
働き方改革による大きな変化の一つと言えば【残業時間と収入】の部分だと思います。
この改革により残業時間の上限は月45時間、年間で360時間が原則とされました。
それにより、今まで残業代や休日出勤で稼いでいた人達からの不満の声が上がったのは事実です。
けれどこれも【意識と考え方】を変える事で、よりプラスに変わるんですよね。
残業時間が減ると収入も減る!
残業時間が減る事で、その分ついていた残業代が減ります。
これは当然の話です。
元々の給料が低い分、残業代でカバーするといった人も少なくないかと思います。
単純計算するとその分の給料が減ってしまうのも当たり前の話ですが、ただでさえ物価高騰が問題となっている日本で収入が減るなんて、家計の面から見ると大打撃になるでしょう。
残業がなくても収入が変わらない会社もある
調べてみたところ、残業時間が減ったにも関わらず、収入に変化がない会社もあるようです。
「そんな事ありえるの?」と思いましたが、これには納得の理由があります。
それは…
残業・休日出勤が減る→社員の体の負担が軽減する→仕事のパフォーマンスが向上する→会社自体の売上がアップする
といった例もあるようです。
無理して仕事をしてもよくない事が、こういうところからもわかりますね。
時間に捉われない副業がオススメ!
残業がなくなった事で時間が出来たのであれば、それこそ副業を始めるいいきっかけだと思います!
とは言っても、あくまでも本業があっての副業です。
本業だっていつ突発的な残業があるかわかりませんよね?
そんな時に「副業が…」となっては元も子もありません。
なのでもし副業を始めるのであれば、時間や場所に決まりのない副業にしましょう!
その方が生活に負担をかける事もなく、本業にも支障をきたす事もないので、安心して副業で稼ぐ事が出来ますよ^^
働き方改革は意識改革とも言える?
働き方改革と向き合って気付いた事があります。
それは、【働き方改革を成功させるには、意識改革が必要だ】という事です。
意識を変えると口では簡単に言えますが、実際はとても難しい話です。
しかもそれは長年続けてきた事であれば尚更…。
けれど逆を言えば、簡単に意識を変えられるようになれば、これから先苦労する事はなくなるかもしれません!
何故こんな事を言えるかと言うと、ちゃんと理由があるんです。
働き方のバリエーションが増えると…
日本人は真面目故に、「この働き方」という固定概念に捉われがちなところがありますよね。
けれど今の時点で様々な働き方が存在します。
・フレックスタイム制
・フリーアドレス制
・テレワーク
・ワーケーション
・副業
・兼業
と、今あるだけでもこれだけの働き方があります。
バリエーションが増える事で、自分に合うスタイルを見つける事が出来ますし、自分に合うスタイルの働き方が出来ればストレスフリーとなり、仕事のパフォーマンスも向上すると考えられます。
これからの時代は「いかに無駄を省くか」というのが大事になるのかもしれませんね。
今後も襲い来る可能性がある恐怖…
皆さんも経験したコロナ禍は、私達に様々な恐怖を与えました。
出勤する事が出来ない、家から出られないから収入がない等、今までに味わった事のない恐怖を経験してきましたよね。
そのコロナの影響で新たに私達の生活に根付いたのが【テレワーク】です。
最初はかなり戸惑いもあったとは思いますが、今ではテレワークに目新しさなんて感じません。
そう、実はやろうと思えばずっと前からこうして出勤しなくても働ける事は出来たんです!
では何故しなかったのか?
それはただ「出勤しなければならない」という固定概念に捉われていただけです。
「出勤しないで家で働くなんて出来ないだろう」と、勝手に決めつけていただけで、実際はあの短期間に多くの会社がそれを出来るようにさせました。
今はもうコロナが落ち着いたと言えども、これから先もうあのような事態が起きないとは言えません。
また私達が予想出来ないような恐怖が襲い来るかもしれません。
その時に柔軟に対応出来るかどうかで、働きやすさも大きく変わってくるでしょう。
働きやすさは“意識”次第?
環境の変化というのは、人間にとってストレスになる場合が多いと言います。
特に日常生活の一部が変わるというのは、安心を奪われたような感覚にも近いかもしれません。
けれど意識を変えると、新しい環境にもすぐに対応出来るようになるでしょう。
意識改革は自分の働きやすさに直結している重大な問題ですから、日頃から柔軟な考えを意識するとより快適な生活を手に入れられるかもしれません。
LINEで相談やご意見も承っていますので、何か気になる事がありましたらお気軽にご連絡ください^^