今と昔の働き方の変化が与えた収入や幸福度の推移とは
今と昔の働き方を考えると、一気にガラっと変わった感じがしませんか?
実際は細々とした変化はあったようですが、ここ最近のイメージが強すぎて、正直過去の変化は覚えていません。
日本も長年に渡ってここまで経済を成長させてきました。
その歴史を見てみると、なかなか面白い結果が見えてきたんです^^
昔の私は経済等に興味がありませんでしたが、色々と失敗を経験してきたからこそ、稼ぎ方に興味が沸き、ビジネスに興味が沸き、そして経済に興味が沸くようになりました。
日本も様々な失敗を経験して今があります。
そう考えると、とても感慨深いものだと思います。
今までの日本で起きた収入や幸福度の変化はどうだったのか?
皆さん、予想しながら読んでみてください。
昔と今のアレコレをデータから徹底比較!
昔と今を比較するというのは、色んなジャンルでもやっている事です。
比較する事で見えてくるもの、比較しなければ知り得なかった事はたくさんあります。
今回ビジネス界における様々な変化を調べてみました。
これは働き方がガラっと大きく変化を見せた今こそ、見直すべき点だという事がわかりました。
昔と今の働き方の変化は?
日本は長年、働き方が変わりませんでした。
これは他の国から見ても【異常】と言える事態です。
それは何故かと言うと、時代はどんどん流れていくのに、経済を支える企業が時代に取り残されていると言っても過言ではなかったのです。
昔の働き方でわかりやすいところで言えば、恐らく【昭和の働き方】でしょう。
※出典PR TIMES
※出典PR TIMES
日本では長年こんな働き方が一般的とされていました。
・長時間労働、残業が美徳
・休日出勤も当たり前
・一度会社に入社したら、終身雇用でずっとその会社に務める
・転職する人間は辞め癖や逃げ癖がある
・会社に従順でいる事で忠誠心を示す
・有給はあっても使わない
・会議の回数が多ければ多い程良い
この辺りが昭和の働き方と言われる部分ですね。
今となっては信じられない事ばかりですし、今もこんな会社があれば大問題でしょう。
今では
・出来るだけ残業はしない
・終身雇用は求めていない
・転職の回数が多い人間は知識やスキル、経験等が豊富
・有給は積極的に使う
・無駄な会議はしない
と、極限まで無駄を省くというのが課題になっています。
そしてプライベートの時間を確保するというのも重要なポイントでしょうね。
仕事とプライベートのバランスは、仕事を選ぶ上で重要視する若者が多いです。
働き方がガラっと変わった今、それでもまだ【過程】に過ぎません。
テレワークやリモートワークが普及してきた現在でも、コロナ禍が落ち着いた事で再び出社させる会社が多くなっています。
長年やってきた方法の方が楽だというのもあるでしょうし、まだ新しい働き方の土台が出来上がっていないというのも原因かと思います。
これから先は外資系の様な【結果主義】という働き方が主流になるのは間違いありません。
だからこそ、今の内に土台をしっかりと作り、従業員もそのスタイルに慣れていく必要があると思います。
昔と今の収入の変化は?
収入の変化を見て衝撃を受けました。
これをご覧ください。
※出典マネ男とマネ娘
ピークの頃と比べて、2018年は20万円以上も低くなっています。
こうなると恐らくコロナ禍に入った2020年以降はもっと差が激しくなっているでしょう。
そして年代で見てみると…
※出典マネ男とマネ娘
約40万程の差が出ています。
物価が高騰しているのにも関わらず、こんなにも下がっているという事は、それだけ生活に大きな負担がのしかかっているという事になります。
これは深刻な問題ですね…。
コロナ禍の影響で2020年以降はもっと低くなっていると思いますが、だからこそ働き方の変化が収入の変化に大きな影響を与えると考えられます。
というのも、終身雇用制度が崩壊したこれからの日本は、外資系の働き方が主流になっていきます。
最初は上手くいかないとしても、それが当たり前になっていけば【結果主義】になってきます。
結果次第で給料が変わるのであれば、モチベーションも変わるでしょう。
いい給料を得る為には更に努力をするでしょうし、結果が出た事で更に上を目指すようになります。
「ぬるま湯に浸かった働き方」の時代はもう終わりました。
ですから今がプラスに変わるチャンスの時です!
昔と今の幸福度の変化は?
皆さんは「世界幸福度ランキング」というものをご存知ですか?
世界156カ国が参加しているこのランキングで、何と日本は58位という結果を出しているんです。
最高でも48位までしか上がった事のないこのランキング。
治安が悪い国や経済危機に追い込まれている国が日本よりも上位という結果は異常な事だと思います。
勿論この結果は、先進7カ国の中で断トツの最下位です。
日本は他の国に比べて治安も良く、平和な国だと思います。
それがどうしてこんなにも幸福度が低いのでしょうか?
※出典TCG
こうして見ると、この50年~60年でよくも悪くも大きな変化はありません。
バブルで景気が盛り上がっても、バブルが崩壊して不況が続いても、満足度は7割弱で不満度は4割弱といったところのようです。
これは日本の国民性とも言われています。
謙虚な性格故に満足度はそこそこ止まりの結果になっているのでは?という意見もありますが、そこは少し納得のいかないところですね。
何故なら日本は自殺者数も鬱病患者数も年々増えています。
そこは不況が大きく関わっていると言わざるを得ないところです。
生活苦で命を絶つ方や、職場の環境が悪くて病んでしまう方が増えているのは、近年テレビやネットのニュースでもよく取り上げられていましたよね。
これを見る限り、この幸福度は結構闇深いものに感じます。
確実なデータは見つかりませんでしたが、景気が回復して人々の収入が増えた時に、この数値も変化しているのではないかなと思います。
それを確かめる為にも、経済の回復は必須ですね。
日本の働き方を歴史で振り返ってみてよう!
これは余談にもなりますが、昔と今の働き方の変化を調べていると、面白い歴史があるんだなと思いました。
今の基盤となる所謂【サラリーマン】と呼ばれるものが出来たのは、実は大正時代だったんです!
意外と古くからサラリーマンってあったんだなって思いませんか?
サラリーマンの誕生は1920年代と言われています。
この頃に何があったかと言うと、第一次世界大戦が終わって、【大正バブル】と呼ばれる時代に入った頃なんです。
そこから工業生産が拡大し、産業構造が大きく変化したんですね。
この辺は本当に基盤になっている部分だと思います。
大正時代は短いので、サラリーマンが増えていったのは昭和に入ってからのようです。
今まで体を使って働いていた時代から、頭脳を使って働く時代に変化しました。
昭和になってから終身雇用制度が確率し、よくある9時間拘束8時間労働で週休2日制という働き方が出来上がったようです。
そのきっかけが高度経済成長期です!
名前は聞いた事ありましたけど、こういう事だったんですね。
平成に入った数年後、バブルが崩壊して一気に不況の波が押し寄せました。
それまでの生活が嘘だったかのように、生活は一変したと言われていますね。
平成に入ってからは、「バブル崩壊」「就職氷河期」「終身雇用の崩壊」「ブラック企業の増幅」「リーマンショック」「過労死」等、暗い単語しか話題に上がりません。
こう見ると、平成はどん底のような時代に思えます。
こんな時代を変える為に打ち出されたのが【働き方改革】です。
これだけ長い歴史の中で、今また新たに大きな変化を迎えようとしているスタートラインに立っている瞬間にいます。
本当はもう少し早くに変われたのでしょうけど、コロナのせいで長引いたところもあるかと思います。
そしてコロナがきっかけで新たな働き方が生まれたのもまた事実です。
色んな事が重なってタイミングがずれてしまいましたが、今が正にスタートラインだと思えば、新たな気持ちで向き合う事が出来るのではないでしょうか。
LINEで相談やご意見も承っていますので、何か気になる事がありましたらお気軽にご連絡ください^^