コミュニケーション能力を鍛える事で期待ができる事とは

昔からある言葉にも関わらず、近年やたらと目にする機会が増えた【コミュニケーション能力】という言葉。
それは時代背景もあって、これだけ【コミュニケーション能力】という言葉が使われ始めたのだと思います。
今の時代だからこそ、コミュニケーションがとても大事なのだと、多くの人が感じているのでしょうね。
この件に関しては、私も感じた事があります。
ネットが普及しすぎた上にコロナ禍もあって、人との対面が一気に減りました。
コロナが落ち着きを見せた今でも、以前より人とコミュニケーションを取る機会が減りましたよね。
どんどん「わざわざ会わなくてもいいか」と自然に思うようになってきたんです。
ただでさえインドア派の人が増えて、1人でいる事が好きな人が増えたこの時代。
だからこそコミュニケーション能力の差が社会では大きな差になって表れています。
調べてみると、驚きの結果が出ていました!
目次
コミュニケーション能力は就職に有利?

ここ最近、企業が新卒採用の選考時に重要視する要素として、1位に選ばれたのが【コミュニケーション能力】でした。

※出典Keidanren
それだけ企業側がコミュニケーション能力が高い人材を求めているという事です。
何故こんなにもコミュニケーション能力を重視している企業が多いのか?
「確かに大事だけど、1位に選ばれる程かな?」なんて思っていましたが、理由を知ると納得のいく内容でした。
コミュニケーション能力が高い人材は企業受けが良い!
これはもう想像出来る話ではありますが、コミュニケーション能力が高い人間はどこの会社からも求められます。
コミュニケーション能力が高い人間の場合、まだ面接の段階であろうとも、面接官との意思疎通がスムーズに出来ます。
上手く意思疎通が出来る人間は、誰が見ても好感度が高くなります。
会社は色んな人が関わる場所ですから、コミュニケーション能力が高ければ高い程、会社としては「欲しい人材」と思うのです。
例えパソコンスキルが多少劣っていたとしても、そこは実際に会社に入ってから覚える事も出来ます。
全てのパソコンの知識なんか覚えなくても、仕事で必要なところだけピンポイントで覚えればいいのであれば、そこまで大きな問題にはなりません。
けれどコミュニケーション能力というのは、そう簡単に上がるものではありません。
「コミュ障」という言葉が一般的になった現代が、それを裏付けてますよね。
それ程までにコミュニケーション能力というのは重要視される【スキル】なんです!
企業が求めるコミュニケーション能力とは?
実は企業が求めているのは、ただコミュニケーション能力が高い人間というわけではありません。
「友達が多い」「誰とでも話せる」「優しい」だけなら、企業側は特に欲しません。
では企業側はどんなコミュニケーション能力を求めているのかという点についてお話していきましょう!
企業側が求めるコミュニケーション能力が高い人間とは
・意思疎通がスムーズに出来る
・他人と信頼関係を築ける
・年齢関係なく、どんな人とも会話出来る
・人の話をちゃんと聞き、理解する事が出来る
・相手に気持ちよく話をさせる事が出来る
・自分の意見をしっかりと端的に伝える事が出来る
・意見が分かれた場合でも折り合いをつける事が出来る
と言ったところでしょうか。
会社と言うのはどうしても人間関係がついてきます。
それが例え接客業や営業じゃなくても、会社に属するのであれば他人と関わりが絶対あります。
それを社会生活にも言える部分にはなりますが、それを円滑に回す為にも、企業側としてはコミュニケーション能力が高い人材を積極的に受け入れているのです。
コミュニケーションスキルを向上させる方法

「自分はコミュ力低いから、就職に不利なのか…」と落ち込んでいる方はまだ早いです!
コミュニケーションスキルは今からだって向上させる事が出来ます!
確かに最初からコミュニケーション能力が高い人には敵わないところがあるかもしれません。
けれど「コミュニケーションスキルが低い」と悩んでいる方の悩みが消える事は、今からでも可能なんです◎
コミュニケーションスキルを向上させるには、このような方法があります。
なので向上させたい方は是非とも試してみてください^^
相手の話を聞くようにする
コミュニケーション能力が低い人は、人の話をちゃんと聞いていない傾向にあります。
しっかり聞いていないから、相手の意見や話を理解していないパターンが多いんですよね。
当たり前の事なんですけど、まずは相手の話をしっかりと聞くようにしましょう。
そうする事で相手を深く理解する事が出来ますし、それによって的確な対応が出来るようになるでしょう。
伝えたい事の要点をまとめる
話すのが下手というのも、コミュニケーション能力が低いという事に当てはまります。
相手に伝わらない話は、相手を不快にさせる可能性が高いです。
長々と説明するのではなく、伝えたい事の要点をまとめて簡潔にわかりやすく話す事を心がけましょう。
相手の気持ちを考える
コミュニケーション能力が低い人は、相手の気持ちを考えるという事をしません。
相手の話を聞いても自分のものさしでしか考えない傾向にあります。
難しいかもしれませんが、自分のものさしだけで考えずに相手の立場になって考える事をしてみましょう。
例え話を駆使する
難しい話の場合だけでなく、相手の想像力が低い場合は、なかなか話を理解してもらえない事があります。
その時は身近な事に置き換えて例え話をしてみましょう。
するとスムーズに話を理解してもらえる場合が多いです。
相手に感謝の気持ちを持ったり、積極的に褒めるようにする
褒められたり感謝を伝えられて嫌な気持ちになる人はまずいないと思います。
どんな些細な事だとしても、相手に感謝の気持ちを伝えたり積極的に褒めたりすると、相手の表情や気持ちがわかりやすくなると思います。
相手を知る上で気持ちを察しやすくするのは大事な事ですからね。
積極的に人と話す
コミュニケーション能力が低いからすると、そもそも人と話すのが苦手という方もいるでしょう。
けれどコミュニケーションも積み重ねが大事になります。
人との会話を重ねる事で、人との会話に慣れ、苦手意識が薄まります。
例えどんなスポーツでも、普段練習せずに試合で上手くいくなんて事ないですよね?
それはコミュニケーションにだって同じ事が言えます。
コミュニケーション能力が高い人は、そもそも普段から積極的に人と会話をしているんです。
それが例えビジネスに関係なくても、人と会話をする事で、その人との関係性を築いていきます。
そういう細かな積み重ねが大きな差を生んでいるようです。
コミュニケーション能力を履き違えない
多くの人が勘違いしているところがあります。
そこは「コミュ力が高い=外交的」という事です。
例え人見知りする事のない人でも、相手の話を聞かずに自分の話ばかりする人はコミュニケーション能力が高いとは言えません。
何故ならコミュニケーションは一方通行では成り立たないからです。
相手の気持ちを汲み取り、自分の意見をわかりやすく伝える事が出来るという事は、双方の気持ちが通じているので上手なコミュニケーションに当たります。
「自分は誰とでも話せるからコミュニケーション能力に自信があります!」と思っている人は完全に履き違えているので、1からコミュニケーション能力を見直す必要があります。
LINEで相談やご意見も承っていますので、何か気になる事がありましたらお気軽にご連絡ください^^